授業実施レポート
【教員から起業家に】金谷が起業をした原点を語る@近畿大学実学社会起業イノベーション学位プログラム

近畿大学の実学社会起業イノベーション学位プログラムにてLX DESIGN(以下:LX)代表金谷がアントレプレナーシップに関する授業を行うにあたり、近畿大学の先生方の前でプレゼンテーションを行いました。今回は金谷がプレゼンテーションで言及していた、起業の経緯や学生とのディスカッション内容についてご紹介します。

「起業家を知る!」をテーマに近畿大学の授業に登壇した金谷

近年、アントレプレナーシップ教育をメインとする大学が新設され始めているように、教育業界における学習スタイルが「知識詰め込み型」から「思考力養成型」の学習に変化しています。このような時代の変化に伴い、近畿大学の実学社会起業イノベーション学位プログラムのゼミでは「起業家を知る」というテーマで様々な起業家をゲストにお呼びし、話を聞く機会を設けているとのこと。その第1回目として代表金谷が登壇しました。

教育一家に生まれた金谷|これまでの生い立ちと教員4年目で起業に至った経緯

プレゼンテーションの最初に金谷は、自身の生い立ちから起業に至るまでの経緯について話し始めました。

両親が教員の教育一家に生まれた金谷。家庭環境の影響で、自分も教員になりたいという思いを幼い頃から抱いていたそうです。

しかし地元富山の友達からは教員に進む道について、「なんでわざわざ大変な教師になんかなるのか」と言われたとのこと。それでも金谷は、教育系の大学に進学。大学卒業後は、教員になり、約4年間学校現場で過ごします。

けれども学校現場においても、周囲と自分の間にある「教員という職業への価値観の違い」を感じ、もどかしさを抱いたと語ります。学校現場で抱いた違和感やもどかしさを解消するべく金谷は、学校側の人手不足解消における「量」と授業の「質」の課題を解決すべく、学校と民間をつなぐ出前授業サービス『複業先生』の展開を始めました。

「『複業先生』には、各分野における知見と経験が豊富な外部人材が多数登録してくださっているため、実際の社会の現場を想定した「思考力養成型教育への対応」が可能です。まさに学校側の人手不足解消における「量」と授業の「質」への課題に対する第一歩となる打ち手と言えます。

さらに『複業先生』では、授業に対する生徒のアンケートをDX化を行い、学級通信に活用していただく等の教員支援も行っています。また教員からのアンケート結果はデータとして教育委員会等とも連携し、学校現場の改革の糸口へと繋げていきます」

『複業先生』のサービスは現在全国の学校300校ほどにご導入いただき、自治体との連携も全国各地で進行中。世界20カ国にグローバル展開しているのも強みです。複業先生登録者数は、国内外併せて約1300人。学校・自治体・保護者など様々なステークホルダーを巻き込み、世界規模で教育の変革を起こしています。

起業家になるまでのストーリーと金谷のルーツとは?

ここからは、教員から起業家になるまでの過程を語ります。実は、色々なチャレンジを経て今の『複業先生』のサービスにたどりついたのだと金谷は明かします。

「創業初期は教員希望の学生向けにゼミの運営をしていました。ゼミのコミュニティで中学や高校で授業をしたり、プチ教育実習を行ったりと同時多発的に様々な活動を続けていましたね。

活動を続けていると、ゼミ生がLXにインターンとして入ってくれるようになりました。それからインターン生と一緒にサービスを運営していました。やがて大学を卒業したインターン生は、地元に帰って教員として活躍。その活躍ぶりを見た自治体から教育委員会に抜擢されるという出来事が全国で起こるようになったんです」

金谷が『複業先生』の営業を教育委員会にかける際、「あの子の知り合いなら…」と話を聞いてもらえるようにまでなったとも語ります。

起業までのストーリーを話した後金谷は、「なぜ起業したのか」を最近言語化できるようになったと打ち明けました。

幼少期、金谷は両親が教員生活で忙しく、なんとなくさみしさを覚えていました。しかし長男であることから「しっかりしなきゃ」と自分自身に言い聞かせ、さみしい気持ちや抱いた傷を隠しながら生きていくように。だからこそ大人になってから学校教育を変えようと必死に動いても、「その産業は成り立たない」と言われた経験もあるそうです。

しかし最近は自分の想いに共感してもらえることが増え、「幼少期からの傷が癒された」「怒りからきていた気持ちがだんだん溶けていった」とも話していました。

このように、社会課題に自分の傷を転写して解決に導くという手法は、その人の生き様を肯定し社会実装することだと確信をもって話す金谷。

「学校の中でも自分の生い立ちや挫折・苦しみなどを応用し、探求教育を活用して学校の先生の人生を肯定できるようになりたい。“学校教育を舞台に孤独を解消する。”これが起業家としての生き様であり自分に合っていると思います」と金谷は語りました。

参加者からは「教育現場は企業が入りにくい中、こうしてサービスを広げているのはすごいと思いました」や「自分は福祉関係でビジネスをやりたいので営業のやり方を聞けて学びになりました」など様々な感想をいただきました。

「アントレプレナーシップ教育」を外部委託したい先生|まずはお気軽にご相談ください

今回の記事では、近畿大学の実学社会起業イノベーション学位プログラムにて行われた、金谷のアントレプレナーシップに関する授業をご紹介しました。

アントレプレナーシップ教育は、様々な業界の大人のリアルな声を聞くことで、将来の選択肢を広げる教育です。「思考力養成型」の社会に変わりつつある今、自分の将来も自分で考えて切り開くことが子どもたちに求められています。教育現場にアントレプレナーシップ教育を取り入れることで、子どもたちの人生を後押しできるでしょう。

今回の記事を読んで「『複業先生』について具体的に知りたい」「学校の先生との繋がりをつくりたい」「アントレプレナーシップ教育とは何か知りたい」と思われた学校の先生方、まずはお気軽にご相談ください。


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