授業実施レポート
好きなことを仕事にする方法とは?複業先生に学ぶ未来の広げ方

「好きなことを仕事にできたらいいのにな」と考えたことがある人は多いのでしょうか?

今回は、「好きなことを仕事にする方法」をテーマに、学校と外部人材をつなぐマッチングサービス「複業先生」を活用した授業のご紹介です!

講師は、畳職人でありながらラッパー・アーティストとしても活躍する徳田直弘氏。伝統と現代の要素を融合させたそのキャリアは、生徒たちの興味を引き付ける魅力にあふれています。

【複業先生:徳田直弘氏】
畳職人として働きながら、音楽活動やアート制作を行う。独自のスタイルでキャリアを築き、「好きなことを仕事にする」というテーマで講演やイベントも多数実施。ラップパフォーマンスを通じて、伝統産業の魅力を若い世代に伝えています。

【複業先生とは】
教育現場が、教育にかかわりたい多様な外部人材に授業をお願いできる外部人材活用サービス。教室に新しい視点や社会とのつながりを取り入れることで、子どもたちに実践的な学びを提供します。

畳職人×ラッパー!?

授業はオンライン形式で行われ、生徒たちは自宅や教室から参加しました。初めての形式に戸惑う声もありましたが、徳田氏の魅力的なプレゼンテーションですぐに引き込まれていきました。

 ラップを交えた自己紹介や、活動紹介動画の上映。徳田氏は自身の経歴だけでなく、畳職人としての仕事の魅力やラッパーとしての活動の両方を生徒たちに紹介しました。ラップパフォーマンスは特に生徒たちの心をつかみ、教室には拍手が響きました。

好きなことを仕事にするには

徳田氏は、自身の経験をもとに「好きなことを仕事にする」ための4ステップを伝授。

  • 興味を持つ
  • 思う(自分の目標を明確にする)
  • 話す(周囲に自分の夢を伝える)
  • 動く(実際に行動を起こす)

徳田氏は生徒たちに「誰かの困りごとを解決することが仕事になる」という考え方や、価値を生むことの重要性を伝えました。

5秒間の自己PRにチャレンジ!

生徒全員で「5秒自己PR」を作成し、発表を行いました。「趣味を具体的に伝える」「ユーモアを交える」など徳田氏からコツを教わりながら、各自が自分の特徴を短くまとめる工夫を学び、個性を活かした発表を行いました。

生徒たちからは「短い時間で自己PRをするのは難しかったけど楽しかった」「自分の良さを見つめ直すきっかけになった」という声が寄せられました。

子どもたちの未来を広げる教育の形

徳田氏の言葉や活動を通して、「好きなことに挑戦する」「価値を生むことを意識する」ことの大切さを学んだ生徒たち。徳田氏のように多様なキャリアを持つ講師との出会いは、子どもたちの将来の可能性を広げるきっかけとなります。

さらに、オンライン形式による授業は地理的な制約を超えるものであり、地方や離島の学校でも、都市部や海外の専門家から学ぶことが可能です。

「複業先生」は、これからも学校と社会をつなぐ架け橋として、実践的な学びを届けていきます。あなたの学校でも、この新しい教育の形を取り入れてみませんか?


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